2級FP技能士がガソリン給油する時はドルコスト平均法を使う!

2級FP技能士の知識は日常生活に役に立つお金に関する資格だと聞きますが、毎日使うお金にどんなふうに密着した資格なのか気になりますよね。具体的な魅力は何なのか知りたいと思ったことはありませんか?

転職に役立つだけでなく、日々の生活にも役立てることができれば言うことなしですから。

私が2級FP技能士の勉強をした時にすごい!!、投資ができる人、株で儲けてる人、また、損をしていない人はこういう知識がある人なんだと感心した投資方法です。

それは、

ドルコスト平均法

と言います。

株って日々取り引きされ、価額は毎日変動しますよね。そういう変動が大きいものに投資をしたい場合のリスクを低く抑えるために使うのがドルコスト平均法です。

初めて株を購入する時は、一株当たりの単価を確認し、株数をいくつと決めて購入すると思います。しかし、予算すべてを一度に購入するのは心配だし、買った株が下がってしまうリスクもあるし。

そうだ!毎月100株ずつ購入しよう!そうすればリスクを下げられるのでは?!と4か月間100株ずつ購入したのが下の図です。結果は42,000円投資をし、400株購入できました。

1月 2月 3月 4月 合計
単価 100円 80円 150円 90円
株数 100株 100株 100株 100株 400株
必要金額 10,000円 8,000円 15,000円 9,000円 42,000円

42,000円÷400株=105円/株

 

それに対し、毎月定額の金額分だけを購入していくのがドルコスト平均法と言って、下の図になります。10,000円で毎月買えるだけの株数を購入していくやり方です。

1月 2月 3月 4月 合計
単価 100円 80円 150円 90円
購入金額 10,000円 10,000円 10,000円 10,000円 40,000円
株数 100株 125株 66株 111株 402株

40,000円÷402株=99円/株

 

株数を指定して毎月同じ株数購入するより、金額を指定して毎月同じ金額分を購入した方が、一株当たりの単価が低くなったことが分かります。

単価が変動する株などのリスクを抑えられると言われています。アップダウンが激しくて、すぐにリターンが欲しい時には向いていないかもしれませんが、長期運用でリスクを抑えたい時には、良い方法です。純金積立はドルコスト平均法を使った投資方法ですよね。

株単価が下がった時は、株数を多く購入でき、株単価が上がった時には少ない株数になります。その場だけで見ると、株価が安い時にたくさん買った方がいいのではないか、と思いがちですが、今回のドルコスト平均法は、長い目で見てリスクを分散させるために選択した投資方法です。

2級FP技能士はこのドルコスト平均法を、ガソリン給油でも使います。

ガソリンの価額も日々変動し、どーんと変動することはないですが、毎日上がったり下がったりしてます。

私たちの足である車のガソリンもお得に給油したいものです。ガソリン給油に応用するなら、リットル指定給油ではなく、金額指定給油をした方が有利のようですね。

このドルコスト平均法は2級FP技能士の、金融資産運用設計で出てきます。