ゴールデンウィーク明け会社を辞めたくなった時に考えること

ゴールデンウィークが終わって、通常の生活スタイルにもう慣れましたか?久しぶりに友達と会ったり、帰省したり、何の束縛もない時間を過ごせたり、有意義にゴールデンウィークを過ごせたあなたは気持ちをパッと入れ替えて通常業務に戻れたはずです。

しかし、久しぶりに会った友達との楽しい時間だったはずなのに、自分とは違って仕事や趣味にやりがいを感じてる話を聞くと、隣の芝生は青く見え、妬ましく感じてしまうものです。

毎日が嫌になって、仕事は楽しくないし、自由気ままだった休みへ戻りたい、やる気が起きない、気分が晴れないと負のループへと突入してしまいます。長すぎる休みは良し悪しです。

 

会社を辞めたい、会社に行けない、そんな時は、1年後、5年後、10年後を考えることが大事です。

 

無気力な時期にそんなこと考えないでしょ!と思いがちですが、落ち込んで、会社を休みがちになって、朝起きれなくなる、そんな時こそ将来を考えるのです。

私が見た、ゴールデンウィーク明けに退職してしまった同僚の話をします。

4月1日付入社で、4月末はやっと1か月目。先輩や上司とはまだ緊張するけど、意思疎通はできるようになり、仕事のレベルは初心者だけど、日々の仕事は先輩に言われた通りこなしている状態。ゴールデンウィークは心と体を休めることのできる、ありがたいお休みです。また鋭気を養い、ゴールデンウィーク明けから頑張ろうね、と言っていたのに。

 

  • 朝起きられなかった
  • 電車に乗れなかった
  • お腹が痛くなった

前日の夕方には、明日は行くね、と言っていたのに、次の日になるとこんな理由の電話を会社に入れてきます。

きっとウツっぽくなっていたんだと思います。

とりあえず一度会社へ頑張って来てみよう!とあの手この手を使いましたが、結局一度も姿を見せず退職しました。

彼女は目の前の、会社に行って仕事をする、ということしか見えてないのです。その目の前の会社に行って仕事をする、という行為が嫌になってしまったのです。会社に行って仕事をするということは、人間関係がダメだったかもしれないし、仕事の内容が嫌だったのかもしれません。結局のところ本当の理由は分かりませんが、5月病だろう、と片付けられました。

あの時の彼女に何を言っても通じるとは思いませんが、もし仕事を辞めたい、と悩んでいるのなら、1年後の成長した自分を想像して欲しいです。1年後も仕事が嫌でしょうか。嫌かもしれないけれど、今より仕事ができるようになっていませんか?

他の条件が良い会社へ転職したいから今の会社を辞める、のならまだ話は分かります。ただただ、本当に目の前のことだけが嫌だったのです。

そんなふうになってしまったのは、1年後の自分が見いだせなかったことに原因があるのではないでしょうか。

仕事が嫌ならイヤなりに、何故仕事をするのか、どうして会社に行かなければならないのか、という意味を考えても良かったですね。

かくいう私も、仕事は嫌ではなかったけれど、やりがいを見い出せず、資格取得に走った人間です。もちろん仕事をしながらです。

たくさんの色々な資格がある中で選んだのが、2級FP技能士でした。ファイナンシャルプランナーと呼ばれる資格です。これだ!と思ったのです。どうして2級FP技能士(ファイナンシャルプランナー)と思ったかはこちら→2級FP技能士に魅力を感じた理由

資格取得に向けての勉強は仕事をする上でのモチベーションアップにもつながります。資格の勉強をしたいから、段取りよく仕事を進める努力をしたり、1年後5年後の自分が楽しみになる過程でもあります。資格取得はスキルアップ、キャリアアップ、キャリアチェンジの手段です。

将来が自分にとって有利になるように、種まきをしているのです。

 

種はまかないと花が咲かない

 

大輪の花が咲きますように。楽しみですね。

通信講座で2級FP技能士に合格するためには?