新年度の始まりです。
就職や転職、新入学で環境が変わる方も多くいることでしょう。
つい先日、転職活動のため履歴書の添削をして欲しいと頼まれました。
エントリーシートがある会社を受ける場合は別として、履歴書はこれから一緒に働けるかどうかの初対面ツールです。
学歴・職歴を記入した後は資格欄です。
私ビックリしてしまいました。
なんと「普通自動車第一種免許」、自動車免許しか資格欄に記入されてなかったのです。
改めて、履歴書を書いた人は年齢は30歳代半ば、正社員で転職しようとしている人です。
きっと以前の会社で重ねてきた経験があるでしょう。実力もあるでしょう。
でも、資格欄が自動車免許だけって、寂しいと思うのは私だけでしょうか。
採用担当者があなたの履歴書を見て、第一印象、ファーストインプレッションが決まると思いませんか?
履歴書の評価で、次の面接に進めるのではないでしょうか。
履歴書で好印象、面接で好印象、だから採用という運びになるわけですよね。
仕事ができるかできないかなんて、実際働いてみないと分かりません。
書類選考でマル、面接でマルだったから仕事もきっとできるだろう、ということです。
履歴書で好印象を勝ち得るためには、学歴と職歴も大事でしょうが、もっともアピールできるところは資格欄だと言って過言でないでしょう。
資格欄は努力の成果の表れですから。
これから転職を考えている、これから就職活動をしようとしている、そんな岐路に立っているのなら、2級FP技能士(ファイナンシャルプランナー)はおすすめです。
なぜならどう転んでもオールマイティにアピールできる資格だからです。
金融系であれば、2級FP技能士の資格試験合格を強制的に推奨されるでしょうから、取っていて損はないでしょう。
また、事務系であれば、自分のスキルアップのため、または、自分の将来のお金の設計のため、とどちらを言っても構わないでしょう。
ファイナンシャルプランナーとあまり関係がなさそうな、飲食店、外食産業であれば、間違いなく、スキルアップのためで印象がよくなります。
きっと努力家がだな、と感心されることでしょう。
履歴の資格欄を埋めるために資格取得の勉強をするのは、本来の資格の姿としては違う気もしますが、2級FP技能士(ファイナンシャルプランナー)に限っては自分のための資格と言って過言でありませんから、自分のためプラス履歴書の資格欄を飾れる一石二鳥の魅力ある資格です。
30歳を過ぎたら、自分というアイデンティティーを表現できるような資格を持っているといいと思います。特技や趣味と同じようにアピールできる資格があると、転職、就職を優位にできる可能性が高くなると思います。自分というタンスの引き出しを整理してみるのもいいですね。