3級FP技能士と2級FP技能士との違いってなんですか?
3級FP技能士と2級FP技能士とでは、そんなに違うんですか? 評価されるのは2級FP技能士で、3級FP技能士だけじゃレベルが低くてダメですか? |
私の受験歴は、
平成24年10月にFP3級の通信講座を受講し、日本FP協会から3級を受験し、合格。
その後2級FP技能士の通信講座で勉強し受験して、平成25年10月に2級FP技能士に合格。
AFP認定研修である提案書を提出し、AFP認定研修終了証明書をもらい、平成25年12月にAFP取得の運びとなりました。
2級FP技能士取得後、AFPを取得したわけですが、AFPを取得するためには?、と当時かなり調べました。
いまいち分からない、分かりにくいゴールまでの道のりで、一つ一つ調べながらようやく手に入れたAFPです。
AFPとは?
2級FP技能士に合格すればAFPなんでしょ? というあなたのために。
「2級FP技能士」が国家資格であるのに対し、「AFP」は日本FP協会が認定する協会資格です。2級FP技能士合格後、AFP認定研修を受講し、提案書という課題を提出していて合格すれば、日本FP協会へAFPになりたい!と申請することができます。 |
2級FP技能士を取らないと評価されないですか? |
3級FP技能士だけじゃダメと言っているわけではありません。
3級FP技能士は、ファイナンシャルプランナーとして基本中の基本を身に着けている証だと考えています。さらに、より深い知識を得るためには、2級FP技能士の知識が必要です。3級FP技能士が広く浅い知識を得るのに対し、2級FP技能士は3級と同じ広さでも、もっと深いところまで勉強するイメージです。
2級FP技能士だけで良くない?わざわざ日本FP協会の協会資格であるAFPを取る意味は何ですか?? |
これはあくまで私の話です。
私は形から入る人間なのでと、名刺の肩書が3級FP技能士や、2級FP技能士より、「AFP」の方がかっこいい!と単純に思ったからです。それにAFPになると、2年に一度資格の更新があり、資格更新の条件は、研修等を受け2年で15単位取得しておかないとAFPの資格更新ができないということです。合格したら終わり、という資格や検定が多い中で、研修を受けて単位を集めないと資格更新ができない、というのは、FPの仕事に携わっているいないに関わらず、やっと取った資格をさらにスキルアップできる制度がある、ということに惹かれました。
AFPを取る理由は、人それぞれです。会社で推奨されていて、仕方なくAFP取りました!っていう場合もあるかもしれません。
実際、仕事で使うファイナンシャルプランナーの知識としては、余程のことがない限り、3級FP技能士の知識で十分だと思います。しかし、3級だけではあくまでサラッと学んだだけで、より深い知識というのはやはり2級であることに間違いはありません。難易度もグッとあがります。
3級FP技能士の勉強に比べ、勉強はグッと増え大変になりますが、合格すれば2級FP技能士の資格を取得することができます。
また、2級FP技能士を取得後、AFP認定研修を受講合格すれば「AFP」の肩書を得ることもできます。
3級FP技能士でやめず、2級FP技能士の勉強をしておいて良かったな、と思うことを一つ。
長期平準定期保険って聞いたことありますか?
これって2級FP技能士の試験にもよく出題される問題だと思います。法人契約の保険で見られますが、
保険期間満了時の被験者の年齢は70歳超
加入時の被保険者の年齢+保険期間×2=105超
の保険で経理処理は前半の6割の期間は 1/2損金、1/2資産計上
後半の4割の期間は全額損金にして、前半の6割の期間に資産計上していたものを4割の期間で均等に損金計上していく保険です。
テキストを見るだけではただの暗記文章だし全くピーンときませんでした。しかし、仕事で法人の帳簿の記帳をするときに長期平準保険の資料があり、経理処理(仕訳)を入れていくときには、一度耳にしたことがあったり、知識があったりするとスムーズです。保険業界の人であれば知っていることでも、他の人は知らないのが当たり前なんです。実際法人の役員も経理処理まではもちろん知らないことが多いです。保険代理店の方でさえ、本部に聞いて確認して教えてくださることがよくあります。
やっぱり、3級でやめずに2級FP技能士(AFP)を取って良かった、と思います。
FP(ファイナンシャルプランナー)資格をおすすめする理由はコレ