私が、AFPを目指そうと思ったのは、ネーミングのせい。
FP技能士の正式名称は
「ファイナンシャル・プランニング技能士」
これに3級や2級が付くので
「3級ファイナンシャル・プランニング技能士」
「2級ファイナンシャル・プランニング技能士」
と記載しなければなりません。
個人的に、「ファイナンシャル・プランニング技能士」は「FP技能士」でいいんじゃない?!って思うのですが。
詳しくはこちら→技能士の表記について(日本FP協会)
名刺に表記するには、長い!!
というわけで、AFPを取得しました。
ですから、私の名刺に2級ファイナンシャル・プランニング技能士という表記はされていません。AFPのみです。
私が、AFPを目指そう!と思った時に、2級FP技能士との違い、またどういうルートでAFPが取得できるのか分かりにくかったので、ここでおさらいをしてみたいと思います。
2級FP技能士は国家資格で、
AFPは日本FP協会が認定する資格です。
では、2級FP技能士の受験資格
AFPの認定要件はどうでしょうか。
●2級FP技能士の受験資格は
上記3つのうち1つでも該当していれば、2級FP技能検定を受験することができます。 1つだけでいいんです。 |
●AFPの資格認定条件は
上記2つ共をクリアで、日本FP協会へAFPの申請をできます。 2つ共クリアしてないとダメです。 |
※AFP認定研修とは、日本FP協会が認定する通信講座などのスクールで受講することのできる講座で、ライフプランの提案書の作成・合格が必要になります。
若干ゴチャっとするところです。
まとめます。
●3級FP技能士の資格は持っていない。2級FP技能検定から受験する場合
日本FP協会認定のAFP認定研修を受講し、提案書の提出合格をする(←2級FP技能士の受験資格を得られる)
↓↓↓
2級FP技能士に合格する
AFP資格申請を行う
2級FP技能士とAFPを取得したい場合、これが一番近道です。
●私の場合は3級FP技能士の資格を持っている場合
3級FP技能士の資格を持っている(←2級FP技能士の受験資格はある)
AFP認定の要件は満たしてない(AFP認定研修を受けてないから)
↓↓↓
2級FP技能士に合格する
AFP認定研修を受講し、提案書を提出合格
↓↓↓
AFP認定申請を行う
勘がいいあなたなら気付くでしょう。
AFPをゴールとするなら、あえて3級に合格している必要はないってことに。
私のゴールはAFPと決めていたのに、3級から受験して一歩一歩進んだのは、過去の失敗からです。私の失敗した話はこちら→失敗したFP技能士資格合格のための勉強法
結果的に時間と費用が通常の場合より多くかかりました。しかし、合格できて心から良かった、とホッとしました。やっとやり遂げることができたのですから。
私の場合、AFPをゴールとしたため、また、3級FP技能士を取得していたため、複雑になってしまいました。
AFPは協会が認定する資格なので、もちろん申請しなくても大丈夫です。AFPを申請して会員となれば資格維持費として会費が必要となります。しかし、AFPと名乗りたいのであれば、日本FP協会の会員であることが求められます。
2年ごとの更新制です。一度取った資格の知識が古く使えない資格になってしまわないような仕組み(研修など)が整えられています。
対して、2級FP技能士は国家資格ですので、維持費などは必要ありません。取得してしまえば一生ものの資格です。
2級FP技能士とAFPの分かりにくい点をまとめてみました。
FP技能検定を10数年ぶりにリベンジした私の経験からすると、変に自分であれこれやらないで、通信講座のセットに乗っかれば良かった…というのが本当のところの本音です。
ま、何事も勉強ですから。良い経験となりましたけどね。