借金はダメ! 悪だ! ローンもダメ!キャッシングなんてもってのほか!
本当に耳が痛くなるほど、ごもっともな意見だと思います。身の丈に合った生活のレベルが大事なのは重々分かっています。
・車が生活必需品でどうしても必要になったけれど、手元資金がない…
・家賃を一生払い続けるくらいなら、自分名義の家を購入して自分の資産を作りたい… |
車がどうしても必要!
そんな時は車ローンを組むわけです。
家を購入する時は住宅ローンを組むわけです。
例えば、住宅ローン。
最初の1年目はもちろん借入金の方が多いです。しかし、ローンを払い終えるころには、建物は経過年数と共に償却していくので価値はゼロになっているかもしれませんが、土地部分の価値はゼロにはなりません。時価は常に変動しますので、上がっているかもしれないし、多少下がっているかもしれませんがゼロにはなりません。
そうです、借入金を返済した後は、借金(負債)はゼロとなり、住宅(家と土地)が残ります。
車の場合はどうでしょう・・・
普通車の税法上の耐用年数は6年です。6年で償却していき、6年後はゼロ円となります。6年後車の時価がゼロとなることはまずないかと思いますが、もし6年後の車の価値がゼロとなった場合、車のローンが6年以上の期間で組まれていた場合は借金(負債)のみが残り、車の価値(資産)はゼロです。
ということは、車の価値があるうちに借金・ローンを返済してしまわなければなりません。
これを踏まえて正しい、的確な返済計画を組むべきです。
安易に借金をしてしまうことは、もちろん避けなければなりません。ギャンブルのための借金や、自分を大きく良く見せるためだけの借金をしてしまうと、この後の生活が本当に大変になってしまいます。
だから借金はダメだ、と言われるのです。
しかし、貯蓄がなく、急にお金が必要になった場合はどうしますか?
急に遠方へのお葬式に行かなくてはならなくなった。
あなたはもう立派な社会人です。
急なお葬式ローンなんてありませんから、何とかして用立てないといけません。
そんな時はどうしますか?誰かに借りますか?
そんな時は、間違いない返済見込み、的確な返済計画があるのなら、キャッシングも悪くないと思います。あくまで私見です。利息の利率を確認し、総返済額も知った上でどういうスケジュールで返済するか自分自身で分かっている場合です。
来月ボーナスが入る予定、など返済の見込みがある場合だと考えて悪くないと思います。
本当は、急な出費のために貯蓄をしていることが社会人として正しい行いだと思います。しかし、そうできなかった理由もあるから、急なことに対応できなくなっているのです。こんな突然なこともあるんだ、と学ぶことも多いでしょう。このキャッシングによって新たな資産は生まれないけれど、貯蓄の大事さ、もしもの時の蓄え、故人への恩を返す、というようなプラスの意義も得られるかとお思います。
借金は悪か?!と聞かれれば、時と場合にもよる、と答えています。