やりたい仕事とできる仕事

題名のごとく、やりたい仕事とできる仕事って違いますよね。これでしばらく悩んだ時期がありました。誰にでもあると思うのですが、性格的に家でウジウジ悩むタイプなので家の外では勤めていつも朗らかであるようにふるまいますが、実は内向的で二重人格なAB型です。

20代の頃はOLをやっていて、経理はちょっとかじる程度の簡単な振替伝票を起こすくらい。で、何かやりたくてFP資格を取ろうと奮起するもドロップアウトをしてしまったのは以前書いたと思います。→こちら-最初はFP技能検定3級から受験-

瞬間湯沸かし器の私は、FPは挫折してしまったし、これからの時代はWEBだ、パソコンだ、と思い、デジハリというWEBクリエイターを目指す人が行くようなWEBデザインを学べるデジハリのオンラインスクールを受講しました。イラストレーターから画像ソフトのフォトショップ、ホームページ作成を学べるDREAMWEAVERというソフトを一通り勉強し課題もこなし、コースは終わったのですが、この過程で分かったことが・・・

私、課題を与えられてここはこの色、ここはこんな形で、と指示してくれれば作れるけど、イチから創り上げるのはできない・・・浮かばない、WEBクリエーターとして食べていくのは無理だ・・・

案外あっさりと分かってしまったんです、自分の持ってる実力が。小さいころから色彩感覚や創造することに長けていたわけでもない人は大体無理な職業なんですね、WEB関連の仕事は。クリエートは生まれ持った才能も重要なんです。

30歳を過ぎて、自分は何か特別な力を持っている人間ではない、ということに気付いたんです。

悲しいけどそれが現実です。

やっと現実を直視できる大人になって、日商簿記3級、日商簿記2級、そして3級FP(ファイナンシャルプランニング)技能士、2級FP(ファイナンシャルプランニング)技能士、それからAFPへと進むことができたと思います。会計事務所に就職したのもこの頃です。際立った才能を持っていない人はそれなりに努力をしなくてはいけないこと、一生働いていくためには少なからず努力が必要なこと、30歳を過ぎてからそれに気づいたことが早かったのが遅かったのか分かりませんが、もっと早く気づきたかったのが正直な気持ちです。

経理の仕事は口悪く言えば食いっぱぐれがない、と言われてまして本当にそうだな、と思います。簿記の資格は重宝されるし、パソコンにも強いと尚更です。その上、FP(ファイナンシャルプランナー)は世の中のお金の仕組みを広く知ることができるので、表だってFP(ファイナンシャルプランナー)の資格があります、と言わずとも良く知ってるね、とさらに重宝されます。仕事をする上では高評価です。

私のように、世の中に出て子供がいてもフルタイムで働きたい人、今の会社に不満で経理関係へ転職したい人、今から就職しようと思っている人、様々な人にとって取得して間違いない資格だと思います。
FP(ファイナンシャルプランナー)資格をおすすめする理由はコレ